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.\" Japanese Version Copyright (c) 2001 Maki KURODA
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.\" all right reserved,
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.\" Translated Mon Nov 5 18:12:16 JST 2001
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.\" by Maki KURODA <mkuroda@aisys-jp.com>
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.TH LIMITS 5
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.SH 名前
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limits \- 資源制限の定義
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.SH 説明
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.I limits
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ファイル (デフォルトでは /etc/limits 、config.h に定義されている LIMITS_FILE) は
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強制したい資源の制限を記述する。
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このファイルは root が所有し、 root アカウントのみ読み込み可能であるべきである．
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.PP
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デフォルトでは root に対する割り当ては行われない。実際、root と同等のアカウント ( UID 0 を備えたアカウント)
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へのこの手続きによって制限する方法はない。
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.PP
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各行には以下の形式でユーザに対する制限を記述する：
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.sp
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.I user LIMITS_STRING
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.PP
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\fBLIMITS_STRING\fP は資源制限の定義をつなげた文字列である。
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各制限の定義は、1 文字の識別子と、それに続く数字で表した制限値で構成される。
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.PP
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有効な識別子は以下である：
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A: 最大アドレススペース (KB)
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.br
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C: 最大コアファイルサイズ (KB)
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.br
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D: 最大データサイズ (KB)
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.br
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F: 最大ファイルサイズ (KB)
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.br
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M: メモリ上に確保される最大アドレススペース (KB)
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.br
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N: 最大オープンファイル数
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.br
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R: 最大レジデント設定サイズ (KB)
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.br
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S: 最大スタックサイズ (KB)
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.br
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T: 最大 CPU 時間 (MIN)
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.br
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U: 最大プロセス数
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.br
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K: \fBumask\fR(2) による設定される、ファイル作成時の mask
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.br
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L: ユーザの最大ログイン数
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.br
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P: \fBsetpriority\fR(2) によって設定されるプロセス優先度
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.PP
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例えば、\fIL2D2048N5\fP は有効な \fBLIMITS_STRING\fP である。読みやすさを考えて、
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2 番目の例のような書き方をすることもできる：
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.sp
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username L2D2048N5
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.br
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username L2 D2048 N5
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.PP
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\fIusername\fP の後の行の残りが制限された文字列として扱われるので、
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コメントが許可されないことに注意すること。
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無効な制限文字列は、login プログラムによって拒絶される(無視される)だろう。
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.PP
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デフォルトの指定はユーザ名 "\fB*\fP" によって表示される。
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\fBLIMITS_FILE\fP に多数の \fIdefault\fP を登録している場合、
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最後のものがデフォルト指定として使用される。
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.PP
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あるユーザへの制限を完全に無効にするには、シングルダッシュ "\fB-\fP" を使用する。
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.PP
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さらに、全ての制限の設定は「ログイン毎」で設定されていることに注意すること。
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それらはグローバルではなくまた、永久ではない。グローバルな制限が可能になるときが
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来るだろうが、今のところは「しなければならないこと」である。;)
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.SH ファイル
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/etc/limits
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.SH 関連項目
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.BR login (1),
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.BR setpriority (2),
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.BR setrlimit (2)
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.SH 著者
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Cristian Gafton (gafton@sorosis.ro)
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